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賃貸の見積もり比較で見るべき7項目|同じ物件でこんなに違う実例
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賃貸の見積もり比較で見るべき7項目|同じ物件でこんなに違う実例

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複数の不動産会社から見積書が届いた後、何をどう比較すればいいか迷うことがあります。この記事では、見積書の比較で必ずチェックすべき7つの項目と、実際にどれくらいの差が出るかを具体例で解説します。見積書を複数社から集める手順は相見積もりのやり方5ステップをご覧ください。


見積書が届いたらまず確認する7つの項目

項目1:仲介手数料

最も差が出やすい項目です。宅建業法第46条により上限は「家賃1ヶ月分+消費税」と定められていますが、0.5ヶ月・0円(無料)の会社もあります。仲介手数料の仕組みと交渉方法も参考にしてください。

チェックポイント:消費税込みの金額を確認する。「1ヶ月分」と書いてあっても消費税が別途かかる場合があります。

項目2:室内消毒・抗菌施工

任意オプションです。含まれている場合は「外せるか」確認しましょう。相場は約16,500円。

チェックポイント:「室内消毒サービス」「抗菌コーティング」など名称が異なる場合がある。

項目3:24時間緊急サポート

任意オプションです。「入居安心サポート」「緊急駆けつけサービス」など名称はさまざまです。相場は約16,500円。

チェックポイント:年間費用か初回費用かを確認する。毎年更新が必要な場合もあります。

項目4:火災保険

会社指定か自分で選べるかを確認します。自分で選べれば5,000〜1万円安くなることがあります。賃貸の火災保険は自分で選べる理由も参考にしてください。

チェックポイント:保険会社名と補償内容を確認する。補償内容が不十分な安い保険は注意。

項目5:鍵交換費用

誰の負担かを確認します。ガイドライン上は貸主(オーナー)負担が原則ですが、借主負担の見積書も多いです。鍵交換費用の相場と交渉方法もあわせてご覧ください。

チェックポイント:費用を「借主負担」としている場合、交渉で外せることもあります。

項目6:保証会社利用料

会社によって提携する保証会社が異なるため、料率が変わります。

チェックポイント:家賃の何%か、初回のみか毎年発生するかを確認する。

項目7:事務手数料・書類作成費

仲介手数料が安い代わりに、別名目で徴収される場合があります。

チェックポイント:見積書に仲介手数料以外の「手数料」名目の項目がないか確認する。


見積書比較テンプレート

見積書を並べて比較する際に使えるテンプレートです。各社の金額を書き込むと差が一目でわかります。

費用項目A社B社C社
敷金
礼金
前家賃(日割り含む)
仲介手数料
保証会社利用料
火災保険
鍵交換費用
室内消毒代
24時間サポート
害虫駆除
事務手数料
その他
合計

同じ物件で実際に差が出た費用の例

物件条件:家賃8万円・敷金1ヶ月・礼金1ヶ月

以下は同じ物件に対してA社・B社・C社に見積もりを依頼した架空の例です。

費用項目A社B社C社
敷金(1ヶ月)80,000円80,000円80,000円
礼金(1ヶ月)80,000円80,000円80,000円
前家賃80,000円80,000円80,000円
保証会社利用料40,000円40,000円40,000円
火災保険20,000円15,000円15,000円
鍵交換費用22,000円22,000円0円
仲介手数料88,000円44,000円0円
室内消毒代16,500円16,500円0円
24時間サポート16,500円0円0円
害虫駆除11,000円0円0円
合計454,000円377,500円295,000円

A社とC社の差額は159,000円です。同じ物件・同じ入居条件でも、会社の選択次第で15万円以上の開きが生まれます。


金額が違う理由の詳細解説

仲介手数料の設定が会社ごとに異なる

仲介手数料の法律上の上限は「家賃1ヶ月分+消費税」ですが、下限は定められていません。0円でも0.5ヶ月分でも違法ではなく、各社が自由に設定できます。

仲介手数料を安く(または無料に)できる理由は主に2つです。

  1. オーナーから広告料(AD)を受け取る:オーナー側から「この物件を紹介してくれれば手数料を払う」という形で仲介コストを回収している
  2. 薄利多売モデル:1件あたりの手数料を下げる代わりに、多くの件数をこなすことで利益を確保している

任意オプションは断れる

室内消毒・24時間サポート・害虫駆除は任意サービスです。「標準で含んでいます」と言われても、断って外すことができます。

「外せますか?」と一言聞くだけで、合計3〜5万円が減ることがほとんどです。逆に、「断れません」「強制です」と言う会社は信頼性に疑問符がつきます。

火災保険は自分で選べる場合がある

会社指定の火災保険は、保険会社からの紹介手数料が上乗せされている場合があり、割高なことがあります。「自分で保険を選んでもいいですか?」と確認してみましょう。


どちらの会社を選ぶか:判断の観点

費用だけで判断するのが基本ですが、以下の点も合わせて確認することで後悔しない選択ができます。

費用面の判断軸

  • 合計金額(税込み)が最も安いか
  • オプションを全て外した場合の金額はいくらか
  • 仲介手数料以外に別名目の費用がないか

対応品質の判断軸

  • 問い合わせへの返信が24時間以内か
  • 費用の内訳を聞いたときに丁寧に答えてくれるか
  • 「今日決めないと部屋がなくなる」と急かしてこないか

費用が安くても、担当者の対応が雑だと入居後のサポートに問題が出ることがあります。費用と対応品質の両方で選ぶことが大切です。


よくある質問

Q1. 見積書の項目が会社によってバラバラで比較が難しいです。

上記のテンプレートに書き込むと整理しやすくなります。名称が異なっていても内容が同じものは同じ欄にまとめて記入してください。たとえば「入居安心サービス」と「緊急サポート」は同じ24時間サポートとして同一欄に記入しましょう。

Q2. 合計が同じ場合はどちらを選べばいいですか?

費用が同じなら対応の良い会社を選びましょう。問い合わせへのレスポンスの速さ・丁寧さが判断基準になります。

Q3. オプションを外した見積もりを再提出してもらえますか?

「オプションを外した場合の金額を教えてください」と依頼すれば、再見積もりを出してくれる会社がほとんどです。「外せません」と言われた場合は、理由を確認してみましょう。

Q4. 仲介手数料が無料の会社は何か裏がありますか?

裏はありません。前述のとおり、オーナーから広告料を受け取るモデルで運営しているだけです。ただし、「仲介手数料無料」と書いてあっても「事務手数料」など別名目で請求されていないか確認しましょう。

Q5. 見積書をもらったら必ず申し込まないといけませんか?

申し込む必要はありません。見積書の取得は申込みではなく、断ることは自由です。


まとめ

賃貸の見積書を比較するときは、次の7項目を重点的に確認します。

  1. 仲介手数料(最も差が出る)
  2. 室内消毒代(任意・外せる)
  3. 24時間サポート(任意・外せる)
  4. 火災保険(自分で選べるか)
  5. 鍵交換費用(誰負担か)
  6. 保証会社利用料(料率確認)
  7. 事務手数料(仲介手数料と別名目の徴収がないか)

同じ物件で10万円以上の差が出ることも珍しくありません。比較テンプレートを活用して、最安の会社を見つけましょう。同じ物件が別会社でも扱える仕組みや断れるオプション全一覧は賃貸の初期費用で外せるオプション一覧もあわせてご覧ください。

相見積もりの全体的なやり方は賃貸の相見積もり完全ガイドも合わせてご覧ください。

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