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賃貸の相見積もりのやり方5ステップ|何社に・何を送ればいい?
相見積もり

賃貸の相見積もりのやり方5ステップ|何社に・何を送ればいい?

約8分で読めます

「相見積もりをしたいけど、具体的にどうすればいい?」という疑問に答えます。手順は5ステップで完結します。


相見積もりのベストなタイミング

相見積もりをするのは**「この物件にしたい」と決めた後、申込みをする前**が最適です。

タイミング相見積もりできる?
内見前できる(物件が決まっていれば)
内見後・申込み前最適。問題なし
申込み後原則NG(審査が進んでいる)
契約締結後NG

内見は申込みではないため、内見後でも他社への問い合わせは問題ありません。


やり方:5つのステップ

Step1:物件を確定する

「この物件に住みたい」と思える物件を1つ決めます。複数の物件を同時に相見積もりしようとすると管理が複雑になるため、まず1物件に絞ります。

物件が決まったら、次の情報を手元にメモしておきます。

  • 物件名・住所
  • 間取り・階数・専有面積
  • 希望入居日
  • 家賃・管理費

Step2:同じ物件を扱う会社を見つける

同じ物件が複数社で取り扱える仕組みを理解しておくと探しやすくなります。SUUMOやHOMESで同じ物件を探す具体的な手順を紹介します。

SUUMOで探す手順

  1. SUUMOのトップ画面から「賃貸」を選択
  2. 検索窓に物件名または住所を入力
  3. 検索結果の物件ページで「他の取扱い会社を見る」を確認
  4. 複数社が表示された場合、それぞれに問い合わせる

HOMESで探す手順

  1. HOMESで物件名や住所を検索する
  2. 物件詳細ページの「この物件を取り扱っている会社」一覧を確認
  3. 複数社が出ていれば各社に問い合わせる

掲載が見つからない場合でも、「この物件を取り扱えますか?」と問い合わせるだけで対応してもらえることが多いです。多くの物件はレインズに登録されており、どの不動産会社でも紹介できます。

仲介手数料が安い会社(「仲介手数料半額」「仲介手数料無料」を明示している会社)を優先的に探すと効果的です。

Step3:見積もりを依頼する(複数パターンの例文付き)

問い合わせ時に「初期費用の見積書を送っていただけますか」と依頼します。

【メール用例文】

件名:〇〇(物件名)の見積もり依頼について

はじめまして。〇〇(物件名・住所)への入居を検討しています。 初期費用の明細付き見積書をメールにてお送りいただけますでしょうか。 内見もご案内いただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。

【LINE問い合わせ用例文】

はじめまして。〇〇(物件名・住所)を検討中です。 初期費用の明細付き見積書をLINEで送っていただけますか? よろしくお願いいたします。

【電話で依頼する場合のポイント】

電話の場合は、見積書のデータ送付をその場でお願いするのが効果的です。

「〇〇という物件を検討しているのですが、初期費用の見積書をメールかLINEで送っていただくことはできますか?」

電話だけで見積書を口頭確認するより、データで受け取ると後で各社を比較しやすくなります。必ず「メールかLINEで書面を送ってほしい」と一言添えましょう。

Step4:見積書を横並びで比較する(チェックリスト付き)

2〜3社から見積書が届いたら、費用項目を横並びで比較します。

見積書を受け取ったら確認するチェックリスト

  • 仲介手数料の金額(消費税込みかどうか)
  • 室内消毒代・消臭代の有無と金額
  • 24時間緊急サポート・入居安心サービスの有無と金額
  • 害虫駆除の有無と金額
  • 火災保険(会社指定か自分で選べるか)
  • 鍵交換費用(借主負担か貸主負担か)
  • 「事務手数料」など仲介手数料と別名目の費用の有無
  • 保証会社利用料の料率(家賃の何%か・初回のみか毎年か)
  • 前払い費用(前家賃・管理費の日割り計算)
  • 合計金額(税込み)

費用が高い会社の見積書には、オプションが多く含まれているケースがほとんどです。「外してください」と依頼すると、金額が下がることもあります。比較のポイントは見積もり比較で見るべき7項目でも詳しく解説しています。

Step5:断りの連絡をする(コピペOK例文)

選ばなかった会社には早めに断りの連絡を入れます。内見やヒアリングに対応してもらった場合は特に、一言連絡するのがマナーです。

【断りメール例文】

〇〇(担当者名)様

先日はお時間をいただきありがとうございました。 検討の結果、今回は別の会社で契約することに決めました。 丁寧にご対応いただきありがとうございました。

【電話で断る場合】

「先日〇〇の物件をご案内いただいた〇〇です。検討の結果、今回は別の会社でお願いすることにしました。ありがとうございました。」

長文は不要です。上記の3行で十分です。


何社に依頼すべきか(結論:2〜3社)

2〜3社が最適です。

社数メリットデメリット
1社のみ管理が楽比較にならない・相場感がつかめない
2〜3社費用差を把握でき交渉の根拠になる管理はやや増えるが十分対応可能
4社以上幅広く比較できる管理が大変・各社への誠実な対応が難しくなる

「全部の会社に内見させてもらう義務はない」ことを忘れずに。見積書だけをもらって断ることも問題ありません。


やり方の失敗例と対策

失敗1:申込み後に他社で見積もりを取る

申込み後は審査が進んでいるため、他社への乗り換えは担当者との信頼を損ないます。相見積もりは必ず申込み前に行いましょう

失敗2:内見後に別会社で契約する場合のマナー違反

内見を複数回させてもらった会社を突然別の会社に乗り換えるのは、担当者への誠実さに欠けます。内見は1〜2回で判断し、「まだ検討中です」という姿勢を保つのが大切です。乗り換えを決めたら速やかに断りの連絡を入れましょう。

失敗3:断り連絡をしない

対応してくれた会社への礼儀として、断りの連絡は必ず入れましょう。音信不通は相手の時間を無駄にする行為です。一言で十分なので、連絡なしはNGです。

失敗4:複数社に同時申込みをしてしまう

見積もりを複数社に依頼することはOKですが、申込みは1社に絞って行います。複数社に同時申込みをすると、二重申込みになりトラブルの原因になります。


よくある質問

Q1. 見積書だけもらって申し込まないことはできますか?

できます。見積書の依頼は申込みではなく、断ることは消費者の権利です。

Q2. どんな会社が仲介手数料を安くできるのですか?

「仲介手数料半額」「仲介手数料無料」を明示している会社が狙い目です。主にオンライン特化型や、オーナーからの広告料(AD)で収益を得ている会社が低手数料を提供しています。

Q3. メールで依頼しても無視されることはありますか?

返信がない場合は1〜2日後に電話で確認してみましょう。対応が遅い会社は入居後のサポートも期待できないため、見極めの機会にもなります。

Q4. 見積もりをお願いするとき「相見積もりをしている」と言うべきですか?

言う必要はありませんが、言っても問題ありません。「他社とも比較しながら検討しています」と伝えると、担当者が費用の調整に動いてくれることもあります。

Q5. 内見前に見積書をもらうことはできますか?

できます。「まず費用感を確認してから内見したい」という理由で見積書のみ依頼することは珍しくありません。物件名と住所を伝えれば見積書を出してくれる会社がほとんどです。

Q6. 相見積もりはどのくらいの期間で完了させるべきですか?

物件が決まったら1週間以内を目安に完了させましょう。人気物件は申込みが早い順になることが多く、相見積もりに時間をかけすぎると他の人に入居されてしまうリスクがあります。

Q7. 見積書の金額を交渉しても大丈夫ですか?

大丈夫です。「他社では仲介手数料が安かった」「このオプションは必要ないので外してほしい」という形で交渉することは正当な消費者行動です。強引に値下げを要求するのではなく、「確認したいのですが」という姿勢で話すのがスムーズです。


まとめ

相見積もりのやり方は5ステップで完結します。

  1. 物件を決める(住所・物件名をメモ)
  2. SUUMOやHOMESで同じ物件を扱う会社を探す
  3. 見積もりを依頼する(メール・LINE・電話)
  4. 見積書をチェックリストで比較する
  5. 選ばなかった会社に断り連絡を入れる

申込み前に行うこと・2〜3社が目安・断り連絡を忘れないこと——この3点を押さえれば、初めてでも問題なく実行できます。相見積もりで実際にいくら節約できるかは賃貸の相見積もりでいくら安くなるかで解説しています。マナーや失礼にあたる行動については相見積もりのマナーと断り方もあわせてご覧ください。

相見積もりの全体像については賃貸の相見積もり完全ガイドも合わせてご覧ください。

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