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24時間サポート(入居安心サポート)は外せる?費用・断り方・判断基準を解説
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24時間サポート(入居安心サポート)は外せる?費用・断り方・判断基準を解説

約9分で読めます

賃貸の初期費用見積書に「24時間緊急サポート」「入居安心サービス」「24時間駆けつけサポート」などの名称で費用が含まれていることがあります。

結論:これは任意オプションで、断ることができます。

この記事では、サービスの実態・費用相場・断るべき人の判断基準・断り方の例文(3パターン)・断れないケースを詳しく解説します。


24時間サポートとは何をしてくれるサービスか

24時間緊急サポートは、入居中にトラブルが発生したときに24時間対応の窓口に連絡できるサービスです。不動産会社によって名称や内容が異なりますが、一般的に以下のようなトラブルに対応しています。

トラブルの種類サービスの内容
水漏れ・排水詰まり業者の手配代行
鍵の紛失・締め出し鍵業者の手配代行
ガス・電気のトラブル担当業者への取次
害虫の発生害虫駆除業者の手配代行
設備の故障(給湯器など)修理業者の手配代行

重要な注意点:「手配代行」が主な内容

サービスの実態は**「連絡の受付と業者の手配代行」**であることがほとんどです。実際の修理費用は別途請求されるケースが多く、「24時間いつでも無料で対応してもらえる」という印象とは異なります。

修理費自体が無料になるわけではなく、「夜中でも電話を受けて業者を呼んでくれる窓口」と理解するのが正確です。


費用相場と3年間の総額

費用の目安

支払い形式費用の目安
初期費用に一括(年間分)12,000〜22,000円
毎月引き落とし1,000〜2,000円/月

一般的な相場は**年間16,500円前後(税込)**です。

3年間の総額

3年住む場合の累計支払い額を計算すると、見落としがちな大きな金額になります。

年間費用3年間の合計
12,000円36,000円
16,500円49,500円
22,000円66,000円

3年で約5万円、5年で約8万円になります。外すことで長期的に大きな節約になります。


外せるかどうかの見分け方

賃貸借契約書に記載があるか確認する

最も確実な見分け方は、賃貸借契約書にサポートへの加入が条件として明記されているかどうかを確認することです。

状況判断
賃貸借契約書に明記されている外しにくい(オーナーの意向として条件化)
重要事項説明書のみに記載任意の可能性が高い
見積書のみに記載任意である可能性が非常に高い

担当者に直接確認する

「この24時間サポートへの加入は、賃貸借契約の必須条件ですか?」と直接聞くのが最も確実です。

「必須です」と回答された場合は、「賃貸借契約書のどこに記載されていますか?」と条文の確認を求めましょう。


断るべき人・検討が必要な人の判断基準

基本的に断ってよい人

以下に当てはまる場合は、外すことをおすすめします。

  • 加入する火災保険に緊急対応サービスが付帯している(水漏れ・鍵のサービスが重複する)
  • 管理会社の連絡先がわかっており、設備故障は直接連絡できる環境がある
  • 費用を少しでも抑えたい
  • 独立している・家族と同居している・近くに頼れる人がいる

検討が必要な人

以下に当てはまる場合は、加入を検討してもよいかもしれません。

  • 初めての一人暮らしで賃貸トラブルへの対処に自信がない
  • 夜間・休日に設備トラブルが起きたとき、自分で業者を探すことが難しいと感じる
  • 頼れる家族・知人が近くにいない

ただし、加入する場合も「火災保険の付帯サービスと重複していないか」を確認し、二重払いにならないようにしましょう。


外せる理由:3つの根拠

根拠1:任意のオプションサービスである

国土交通省や消費者庁の見解でも、24時間サポートは消費者が自由に選択できる任意サービスとされています。賃貸借契約の必須条件ではなく、不動産会社が付加収益を得るための任意サービスです。

根拠2:火災保険の付帯サービスで代替できる

多くの火災保険には、水漏れや鍵のトラブルに対応する「緊急対応サービス」が付帯しています。自分で選んだ火災保険に同様のサービスが含まれていれば、不動産会社のサポートサービスは不要になります。

加入前に火災保険の保険証券・約款を確認し、「緊急駆けつけサービス」「鍵の紛失対応」などが含まれているかをチェックしましょう。

根拠3:管理会社には本来の設備対応義務がある

賃貸物件の管理会社は、建物の設備(給排水・電気・ガスなど)についての管理義務を負っています。設備の故障については管理会社が対応する義務があり、それとは別にサポートサービスに加入する必要はありません。

管理会社の連絡先を控えておけば、設備故障は直接連絡で対処できます。


断り方の手順と例文(3パターン)

パターン1:申込前・見積書確認時に断る(最もおすすめ)

見積書を受け取った段階で断るのが最もスムーズです。申込前であれば「外してから申込む」という流れにできます。

メールの場合

○○(担当者名)様

先日ご送付いただいた見積書を確認しました。 24時間緊急サポートは今回は加入しません。外した場合の金額で再見積もりをいただけますでしょうか。 よろしくお願いいたします。

口頭の場合

「見積書に24時間サポートが含まれていますが、今回は不要です。外していただけますか?」

パターン2:申込後・審査中に断る

申込後でも審査が終わる前であれば、変更を依頼できることがあります。

メールの場合

○○(担当者名)様

お世話になっております。申込書を提出した○○です。 見積書を改めて確認しましたところ、24時間緊急サポートは今回は不要だと判断しました。 外すことはできますでしょうか?可能であれば再見積もりをお願いします。

口頭の場合

「申込み後で恐縮ですが、24時間サポートは外すことはできますか?外した場合の合計金額を確認したいです。」

パターン3:「外せない」と言われた場合の交渉

「この24時間サポートへの加入は、賃貸借契約書に必須条件として記載されていますか?条文を確認させていただけますか?」

契約書に記載がない場合は任意サービスであることを根拠に、再度交渉できます。


断れないケース

以下の条件に当てはまる場合は、外すことが難しくなります。

条件理由
賃貸借契約書に加入が明記されているオーナーが入居条件として指定している
重要事項説明書で加入を義務として説明された契約条件の一部として合意済みとみなされる
管理会社がシステム上セットで処理している変更不可の物件も存在する

ただし、「必須です」と言われても契約書への記載がない場合は交渉の余地があります。「契約書の条文を見せてほしい」と伝えた上で判断しましょう。


外した後の費用比較で安い会社を選ぶ

24時間サポートを断ったとしても、仲介手数料が高い会社を選べばトータルで損することがあります。

オプションを外した状態で複数社に見積もりを依頼し、仲介手数料も含めた合計費用が最も安い会社を選ぶことが重要です。

同じ物件でも仲介手数料が1ヶ月と0.5ヶ月では、家賃7万円の場合で38,500円の差があります。オプション節約と合わせると5〜10万円の差になることもあります。


よくある質問

Q1. 断ったら入居後に困りますか?

多くの場合、困りません。設備の故障は管理会社への直接連絡で対応でき、鍵や水漏れトラブルは火災保険の付帯サービスや自分で業者を探すことで対応できます。管理会社の連絡先を必ず控えておきましょう。

Q2. 「必須」と言われましたが、本当に外せませんか?

賃貸借契約書に明記されていない場合は、任意サービスの可能性が高いです。「契約書のどこに記載がありますか?」と確認してみましょう。記載がなければ外せる可能性があります。

Q3. 加入した場合、途中解約できますか?

多くの場合は中途解約できません。また、途中解約では返金されないケースも多いです。だからこそ、契約前に断ることが重要です。

Q4. 火災保険の付帯サービスで代替できるか、どう確認すればいいですか?

加入する(または検討している)火災保険のパンフレット・約款を確認し、「緊急駆けつけ」「鍵紛失対応」「水漏れ対応」などのサービスが記載されているかを確認してください。わからない場合は保険会社に直接問い合わせると確実です。

Q5. 24時間サポートは年間いくらかかりますか?

一般的な相場は年間16,500円前後(税込)です。毎月払いの場合は月1,000〜2,000円程度です。3年住むと約5万円の支払いになります。

Q6. 管理会社への連絡は夜間・休日も対応してもらえますか?

緊急度の高い設備故障(水漏れ・ガス漏れなど)については、管理会社が夜間対応している場合があります。入居前に管理会社の緊急連絡先を確認しておくと安心です。

Q7. 「断ったら審査に不利になる」と言われましたが本当ですか?

入居審査はオプション加入の有無と関係ありません。収入・職業・勤続年数などの属性で審査されます。オプションを断ることを審査の条件にすることは、適切ではありません。


まとめ

24時間緊急サポート(入居安心サービス)は任意のオプションで、以下の根拠から断ることができます。

  • 国交省・消費者庁のガイドラインで任意と位置づけられている
  • 火災保険の付帯サービスで代替できるケースが多い
  • 管理会社には本来の設備対応義務がある

3年間の総額は約5万円になるため、加入の必要性が低い場合は断うことで大きな節約になります。

断り方は「今回は不要なので外してください」の一言でOKです。申込前が最もスムーズなタイミングです。契約書への記載がないものを「必須」と言われた場合は、根拠を確認しましょう。

初期費用の外せるオプション全体については賃貸の初期費用(見積書)で外せるオプション一覧もご覧ください。消毒代の断り方鍵交換費用の交渉方法火災保険を自分で選ぶ方法もあわせてチェックしてください。

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